東京で古い洋館を

今年も残すところあと10日をきりました。
この週末は少し冷えましたね。

さて、京都に続き、今度は東京に行ってきました。
東京に住んでいたのは遠い昔です。
東京生活をエンジョイするような大学生活ではありませんでしたし・・・
その後東京にはあまり頻繁には行けませんでしたし。
というわけで、今回ついに現実を受け入れ、ガイドブックを購入して行きました。

今回いろいろ寄ることができましたが、そのうち一つが
旧岩崎邸庭園でした。大河ドラマの「龍馬伝」でもロケ地になっていましたね。
岩崎彌太郎氏の長男で三菱第3代社長の久彌氏の本邸として建てられた建物です。
以前から機会があったら行きたいなと思っていました。

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建物の中も見学できるのですが、壁紙や寄木など細部までとても豪華な作りで、
ため息がでるほどでした。

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もともとこの邸宅の一部(和邸の大部分)だったところがGHQに接収された後、
国有財産となり、20年ほど前まで司法研修所として使われていたのですね。
現在の邸宅の隣地にそれらしき建物がありました。
法曹の先輩方から、司法研修所が湯島にあった時代のことを時々
お聞きしますが、ここまで詳しくは知りませんでした。

この岩崎邸の洋館と撞球室を設計したイギリス人設計士
ジョサイア・コンドルの像が、その後に立ち寄った東京大学にありました。

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ところで、旧岩崎邸庭園の入り口に「よくある質問と回答」として
「バラはありますか?」「いいえ、ありません」という問答が書かれていました。
なぜかしらと思っていたところ、同じくコンドルの設計した「旧古河庭園」は
バラで有名で、そちらと間違えて旧岩崎邸庭園に来てしまう人がおられるとか。

そんなわけで、旧古河庭園にも行ってみたくなりました。